追跡!じゃがいも栽培男 #30
2022.03.04
秋作のじゃがいも収穫が終わりました。
9月中旬頃に作付けした畑は収量が少なくて
サイズもやや小さめでした。
9月終わりころから10月中旬の作付けは収量に手ごたえがありました↓一株にLサイズほどの大きさで4~5個。大きくなりすぎて2L~3Lサイズが2個だけの株も。※目安として置いてあるのはビニールテープ(直径6cm)です。
作付けする時期で、雨が少なかったりすると、
同じじゃがいもでも収量にかなり差がでてくるのです。
自力だけでなく自然も相手にしないといけないので
思い通りにいかない難しさがありますね。
最近の秋作では大きな(大きすぎる)じゃがいもが出来やすく、
これらのじゃがいもは写真の様に、割れてしまうものがあります。
通常スーパーに並ぶじゃがいもは「A品」という等級で出荷されるのですが、写真のじゃがいも達は、「B」品という等級で出荷され、加工用に使用されたりします。
さらにもう一つ
秋作じゃがいもで悩まされる病気の一つで「ソウカ病」があります。
写真がソウカ病です。なにやらコルクの様な?月のクレーターの様な跡がついていますね↓
干ばつや水はけの悪い畑でよく見られます。
実はこの「ソウカ病」、皮を剥くとじゃがいもの実はきれいで食べられるんです。なので、こちちらもある程度大きさのものはB品として出荷されます。
こちら「ソウカ病」のじゃがいもで作ったじゃがバター!
皮を剥いたらきれいな見た目に!味の品質はA品と何ら変わらないです。
今回は秋作じゃがいもを振り返ってのお話でした。
4月頃から春じゃがいもの出荷が始まりますのでこちらもよろしくね!
それではまた次回、さよならっぴ~!
じゃがいもを追跡する栽培男を追跡だ!